福井 若狭塗箸

若狭塗といわれる漆塗りの一種です。

特に若狭塗箸は、国内塗り箸の全国シェアの80%以上を占めています。

特徴は箸と箸以外の用材と下地の違いや、 「卵殻模様」、「貝殻模様」、「起こし模様」など柄の違いがあります。

近年、記憶に新しいNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』のヒロインを通じて、改めて全国に知れ渡りました。ヒロインの実家が伝統的な若狭塗箸職人の家という設定であったそう。

福井 一筆啓上

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

妻にあてた手紙文は用件を簡潔明瞭に伝えた手紙の手本と言われた 一句です。

徳川家康の功臣で鬼作左の勇名をとどろかせた本多作左衛門重次が陣中から 妻にあてた手紙文は用件を簡潔明瞭に伝えた手紙の手本と言われています。簡潔明瞭な中にも妻や子を気遣う優しさが短い文の中に伺うことができます。 手紙で家族の安否を気遣うことは昔も今も変わりがありません。

福井 ふくいブルー

   蘇生笏谷石・・見なれない文字です。

( しゃくだにいし )と読むそう。

福井市の南方面にある、足羽山で産出される凝灰岩です。

”越前青石” とも呼ばれるそう。

かつて 北ノ庄城や丸岡城に使われていた 石で、特に屋根工事業者として思い入れの深かったことから、 笏谷石を再利用して、一般用の器として商品化されているそうです。
いまは採掘ができない石となります。水に触れると深い青に変わります。


綺麗な色でしたので、本日はふくいブルーを紹介いたしました。