福井 一筆啓上

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

妻にあてた手紙文は用件を簡潔明瞭に伝えた手紙の手本と言われた 一句です。

徳川家康の功臣で鬼作左の勇名をとどろかせた本多作左衛門重次が陣中から 妻にあてた手紙文は用件を簡潔明瞭に伝えた手紙の手本と言われています。簡潔明瞭な中にも妻や子を気遣う優しさが短い文の中に伺うことができます。 手紙で家族の安否を気遣うことは昔も今も変わりがありません。