福井に来てから早一年。
1年という人生の節目。
地元で過ごす1年と、そうでない1年。
この1年なにがあったか、何が良かったのか、はたまた悪かったのか。
これは毎年訪れる節目で、各々が色々考えさせられることだろうか。
今回の内容は、そんな1年の節目を振り返ろうと思う。
当初は、賃貸・管理・ウィークリー&マンスリーという3種の神器を持ち、地元から家族を連れ福井県福井市へ。正直土地勘もなければ完全なるアウェーだ。
無論成功するヴィジョンを持ち、ポジティブに、そして熱量も携え臨むつもりだ。ただし下手はこけない。失敗時に自身へふりかかるであろう税金も考えれば当然だろう家族もいるし。
ただ、地元で培ったノウハウもあったので正直早めに成果が出る!と思っていた自分を2回は殴りたい。
いや足りないだろうか。
結果、成果を出しきれなかった。見通しも考えも甘すぎた。みるみる減衰していく会社と私の体力。
資本を減らし続けてしまうこのストレス。代表者なら当然ぴりつくのも、鬼になるのも分かる。私が代表者でも同じ気持ちになる。
これが絶体絶命というやつなのかと・・・
私は「人生絶望ランキング堂々の3位入賞+モンドセレクション受賞」した。
上からしばかれる事も多々あった。それは当たり前で、自身に降りかかる税金の一種だと予想はできていた。
ところがあるきっかけもあり、自身の中で種火が宿った。
本当の意味で助けてくれたスタッフである。献身的に自身のコネクションを使い、色々な人に合わせてくれた。そんな人達と話すのがきっかけでもあり、気力がまた湧いた。それに伴い見えてくるものや方向性も定まった。
そこからは最後の武器を手に、徐々に軌道に乗り始めた。その中でも色々仕事を手伝ってくれたスタッフには感謝しかない。
行きつく先は、「人」そこに尽きる。友達の母親が「友達は宝だよ」と格言を教えてくれたことを今でも思い出す。スタッフは経験値と同じく「宝」なんだなと思えた1年だった。